空母革命 2013 2 11

 私は、2012年9月23日に「オスプレイ空母」のことを書きました。
「オスプレイ空母」とは、軽空母にオスプレイを搭載し運用することです。
 これが、21世紀の空母の概念を変えてしまうでしょう。
やがて、巨大空母は、時代遅れのものとなるでしょう。
 もちろん、搭載するものは、オスプレイだけではありません。
F35B(STOVL)という短距離離陸・垂直着陸のステルス戦闘機も搭載されるでしょう。
やがて無人偵察機や無人戦闘機が「艦載機」となっていくでしょう。
 「空母革命」が起こると思います。
巨大空母から軽空母の時代になっていくと思います。
 にもかかわらず、巨大空母を作り続けるアメリカは、
やがて財政的に破綻すると思います。

オスプレイ空母 2012 9 23
 現在、日本国内において、
オスプレイの飛行訓練が始まっていますが、
その安全性において、住民の反対があるので、
私は、当初、日本が保有する空母で、
オスプレイの飛行訓練を実施する方法があると思っていました。
 日本の空母は、アメリカの原子力空母とは違って、
海外の軍事雑誌では、「軽空母」と紹介されています。
 それでも、大きさは、全長200メートルで、
イギリスの空母インビンシブル級に匹敵するほどです。
 現在、建造中の空母を含めると、
日本は、空母を3隻保有しています。
 建造中の空母は、さらに大きく、
全長250メートルで、
飛行甲板は、現在保有している空母の1.5倍の大きさになります。
 これだけの大きさになれば、
その艦載機は、オスプレイが、ちょうどよいと思います。
(参考資料)
ニューズウィーク日本版 2012 4.4

オスプレイ 2013 1 13
 本来であれば、国土が狭く、
飛行場が確保しにくい日本こそ、
垂直離陸ができて、航続距離が長いオスプレイを購入して、
防衛省や海上保安庁に配備すべきでしょう。
 ニュースでは、アメリカ空軍まで、
空軍仕様のオスプレイを日本に配備するという。
 アメリカが好意でオスプレイを日本に配備してくれるならば、
日本の防衛予算の節約ができます。
 しかし、本来であれば、自分の国は自分で守るのが、
世界の常識であることを忘れてはいけません。
 さて、産経ニュース電子版では、
「空軍仕様のCV22は、兵員の輸送を主にした海兵隊仕様のMV22とは異なり、
対地攻撃機とともに、
夜間、敵地に低空で侵入するといった特殊作戦が主任務で、危険性が高いとされる。
 ただ、行動半径の長さなどCV22の運用能力の高さは、
離島防衛に大きな抑止力を発揮するとみられる。
 将来、CV22が嘉手納基地(沖縄県)に配備されれば、
公船による領海侵犯や航空機による防衛識別圏への侵入など、
尖閣諸島への挑発行為を続ける中国に対し、
より大きな牽制効果が期待される」

オスプレイ 2012 8 4
 今、みんなが関心があるニュースと言えば、
アメリカ海兵隊の軍用機「オスプレイ」のことでしょうか。
 この軍用機は、離陸する時はヘリコプター・モードで、
水平飛行する時は固定翼(飛行機)モードになるというものです。
 一見すると、非常に便利なように思えますが、
問題は、ヘリコプター・モードの時でしょう。
 オスプレイをヘリコプターと見立てて考えれば、
通常のヘリコプターと比較すると、
オスプレイには足りないものが多くあります。
そこに安全性が気になるということでしょうか。
 「オスプレイは軍用機としては問題ないが、
安全性の面で旅客機レベルではない。
だから、どうしよう」と悩んでいるのが、
今の日本政府でしょうか。
 しかし、そもそも軍用機に安全性を求めすぎると、
兵器としては使い物にならなくなります。
 リスクとリターン、
いや、リスクとメリットを考える必要があります。
 現状では、海兵隊が使っているCH46ヘリでは、
有事の時は、その行動半径を考えれば、あまり期待ができないと思います。
 つまり航続距離が短いので、
せいぜい隣の島の有事に対処できるというところでしょうか。
 このヘリを遠くまで運搬するには、
長崎県の佐世保にある揚陸艦を使う必要があります。
 これは、たとえ話をすれば、
東京の住民が、なぜかクルマの駐車場は大阪に借りたようなもので、
はっきり言って、実用性に欠けます。
実際に、そう嘆いていた米軍の軍人がいました。
 オスプレイにすれば、駐車場の心配なしに、
いや運搬手段を考えなくても、
守備範囲が東シナ海全体や西日本にも広がります。
 米軍が嫌ならば、東シナ海や西日本を守るために、
自衛隊がオスプレイを配備する必要があります。
 しかし、自衛隊となると、巨額の予算がかかります。
それに比べて、米軍に頼んだ方が安く上がります。
その上、米軍には、ノウハウがあるでしょう。
(注)
 ここで想定したのは、空中給油1回で行動できる範囲です。
しかし、空中給油の回数には制限がありませんので、
理論的には、もっと行動範囲が広くなるでしょう。










































































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